「ねぇ思ったんだけどさぁ、眼鏡もう1個くらい持ってないの?」
次に日、隣で本にかじりつくように読んでいる進藤くんを見て私は尋ねた。
「持ってますよ。持ってますけど長いこと使ってなくて度がまったく合っていないので使い物にならないんですよ」
「そう。…あのさーそんなに目近づけて本読んでるとますます目が悪くなっちゃうよ」
進藤くんは少しの間無表情で私の顔を見てから本を閉じて机の中にしまった。
「あら珍しく素直」
「珍しくとはなんですか。僕は根は素直です。それじゃぁあなたの言動とは真逆の行動をとれというのですか?」
進藤くんは1度しまった本を引っ張り出そうとした。
「ち、違うよ。なんでちょっとムキになってんの?」
慌てて進藤くんの手を制そうとしたとき、私は見てしまった。
「進藤くん、チャック全開」
進藤くんは一瞬身体をピクリとさせたけど、平然とズボンのチャックを上げた。
やん。
無表情でありながらもなんとなくバツの悪そうな顔をした。
次に日、隣で本にかじりつくように読んでいる進藤くんを見て私は尋ねた。
「持ってますよ。持ってますけど長いこと使ってなくて度がまったく合っていないので使い物にならないんですよ」
「そう。…あのさーそんなに目近づけて本読んでるとますます目が悪くなっちゃうよ」
進藤くんは少しの間無表情で私の顔を見てから本を閉じて机の中にしまった。
「あら珍しく素直」
「珍しくとはなんですか。僕は根は素直です。それじゃぁあなたの言動とは真逆の行動をとれというのですか?」
進藤くんは1度しまった本を引っ張り出そうとした。
「ち、違うよ。なんでちょっとムキになってんの?」
慌てて進藤くんの手を制そうとしたとき、私は見てしまった。
「進藤くん、チャック全開」
進藤くんは一瞬身体をピクリとさせたけど、平然とズボンのチャックを上げた。
やん。
無表情でありながらもなんとなくバツの悪そうな顔をした。


