日直当番

「進藤くんのバカ」


小声でそう言って立ち上がった。


「馬鹿って言った方が馬鹿です」


小学生の喧嘩か!


パリン


「!?」


何かを踏んでびっくりして慌てて足を上げた。


足の下には見事に割れた眼鏡がそこにあった。


私は愕然として口を開けた。


「ごめん進藤くん。眼鏡、割っちゃった…」


「あなたは本当にいつもいつも!」


進藤くんは割れた眼鏡のもとに駆け寄って腰を下ろした。


「まぁ、やってしまったものは仕方ありません。どうせそろそろ替えようと思っていたので」


そう言いながらも声は落胆の色を見せていた。