日直当番

「な、に?」


「僕はとんだ恥をさらしたんです。あなたも恥をさらしてください」


言い方が妙にエロティックな感じがしてドキッとした。


「え、いや、ちょっと待ってよ。この前みたいなことしないよね」


進藤くんは「さあどうでしょう?」と言いながら首を傾げて少しだけ口角を吊り上げた。


薄暗い中で進藤くんのこの表情になぜか動揺して進藤くんのことが直視できなくなった。



しばしの沈黙。



聞こえてくるのは激しい雨音。



私は進藤くんの言葉を待った。


「冗談ですよ。何もしません」


進藤くんは私から離れて倒れた脚立のもとへ行った。


私はむくりと起き上がってホッと胸を撫で下ろした。