日直当番

私はほうきの柄の先で進藤くんの脇腹を小突いた。


「ぁふっ」


進藤くんは身体を斜めに反らすようにして私から離れた。


「しまった」というふうに口元を手で押さえた。


「あっれれ~?」


進藤くんは私に背を向け壁際に寄ったけど、私は大股一歩で近づいてほうきの柄の先で今度は背中を上から下へすーっとなぞってみた。

「はぅっ ちょっ やめてください!」

一瞬身をのけ反って振り向いた進藤くんは、今まで見たことがないような慌てぶりを見せていた。


「あははははは!ウケる~。何このリアクションのよさ~」


もはや壁の隅まで来てしまった進藤くんは、私に身を預けるしか道はなかった。


「あぅっ ちょっ まっ やめっ あぁっ」


進藤くんは顔を真っ赤にさせてその場に崩れ落ちるようにして座り込んだ。


何コレおもしろ!


「ほんとに もうっ やめてくだっ 神崎さん!」



ガラガラ