日直当番

「興奮とか、しない?」


「しません。僕は本能に逆らって生きています」


「ははははは!またまた~。進藤くんて素直じゃないよね」


「とにかくお返しします」


進藤くんはエロ本を2冊のノートにはさんで私に突きつけた。


私はそれを少しの間見つめた。


「……ちょっと来て」


私は進藤くんの手からそれを受け取り、進藤くんの腕を掴んで誰もいない廊下に連れ出した。


「なんなんですか!?」


バッ


エロ本を勢いよく進藤くんの目の前に突き出して見せた。


「どーよ」


「ここは学校です。そのような不謹慎なものはしまってください」


進藤くんは冷ややかな目で私が広げたページを見ている。


その目は図書室にでもある本を読んでいるのとそう変りない。