昼休憩に奈楠の店の前を通った。

「いらっしゃいませ。」
元気な挨拶が聞こえて
安心した。


化粧が厚いから
顔色までは
わからなかったけど
元気そうで
安心した。


「あの店員さん
めちゃ、かわいい~」
若い子達が店の前で話していた。



奈楠のファッションセンスは
なかなかいい感じだ。
売上が結構伸びていると
聞いていた。


一安心して
俺も午後からの仕事をやりこなした。

携帯のバイブが鳴った。


ちょっと影に隠れて
電話に出た。



「もしもし」


「四季です。」


電話は四季からだった。