「嗚呼、それなら気づいていますよ。………先程から視線を感じます」




ニヤリ…と怪しげな笑みを浮かべて言うバルド



やっぱり……



こいつわざと言わせたな…?




「……でも、貴方の嘗てのご友人でしょう?遊びに来たのでは?」



「…よくそんな呑気に考えられるな、馬鹿か?」



「お誉め頂き光栄です」




皮肉たっぷりに言うファイに対して



バルドはにっこり笑顔で返した