ヒナタと分かれて一日が経ち、セイ達はまだ最初の街にいた。 僅かな金で街で一番安い宿に泊まった。セイとしては後の事を考え野宿をしようとしたのだが、ヨツバがそれだけはどうしても嫌だと言って譲らなかったので、仕方なく今回は宿に泊まった。 しかし、毎回こうでは食料も買えなくなる。 そんな事を考え眠った次の日、セイはいつものように昼間に起きた。