周りを見渡すともう暗くて 所々ライトアップされてる 春ちゃんは色とりどりの ライトを見ると呟いた 「光はいらないのにね。真っ暗なのが一番綺麗。」 その言葉に 春ちゃんが闇に染まっている事を 改めて実感した と同時に少し安心した 「……そうだね。寒くなってきたから、そろそろ帰る?」 そう言って歩き出すと 服の裾を掴まれた 振り向くと下を向いてる春ちゃん 「……観覧車、乗りたい。」 _