メイドなあたしとイジワルご主人様。

食べてみたら案の定おいしかった。


お店を出て、海岸まで行った。

砂浜の所にあったベンチに座って、2人でそれとなく、海を眺めていた。


「なぁ、楓。」

そんな時、裕介が声をかけてきた。

「なぁに?」


そう言って振り向くと、パサリ。と頭に白い布をかけられた。

何だろう?

不思議そうな顔をしたあたし。

ほんのり赤い顔をした裕介。