メイドなあたしとイジワルご主人様。

あたしも一緒に行けばいいじゃん。


そう思いついたとたん、涙がピタリと止まった。

「ねぇ、裕介!」

いきなりテンションの上がったあたしに裕介はビックリしたみたい。


「な、なんだよ。」

ニヤリとあたしは笑って話した。


「ねぇ、あたしも一緒に留学するっ!」

そう言ったら、本当に辛そうな顔をされた。


えっ!?まさかのまさか?