メイドなあたしとイジワルご主人様。

裕介は手、離してくれないし。


でも、耳元でささやかれた。

「ぜってぇ離さねぇから。」


ちょっと足元がガクってなった。

力が入んない。


そうしているうちに、明かりが戻った。

でも、まだあたしは離れられない。

「ちょっとぉ、2人ともいつまでイチャイチャしてんの?」