「かい…おいで!!」 私は海二を抱き上げ 慎二の側へ連れて行った。 「…かいじ…」 慎二はパパの顔で優しく微笑んで海二を抱きしめている。 「すごい…」 「え?」 「かい…初めて会う人に抱っこされるのは嫌がるのに…それどころか笑ってる…」 「…パパだって分かってくれたのかな…」 本当に嬉しい!!