『!!!!...ここは一体...!?』






扉の向こう...それはレストランとは違い、中は茶色で統一されており、カウンターなどがあった




「ここは俺らの秘密基地!」

「シロちゃんと説明しろよ」


冬士くんに指摘されたお兄さんはゴホンっと咳払いをしてからあたしに説明した




「ここは見てわかると思うけどレストランじゃないんだ。一般のお客さんもほとんど知らないカフェ、あとちょこっとBARもやってるんだけど、とにかくこっちの営業は不定期。1ヶ月に1回の時もあれば一週間に3〜4回の時もある。まあいってみれば、



きまぐれなカフェバー



ってとこかな??」



納得した??そういってお兄さんはあたしをみた






普段はひらかないこのカフェバー....




そういえばあたしが通ってきたのって客席から離れてたし、第一入り口が従業員以外立ち入り禁止なんじゃあお客さんきづかないんじゃない?


『あのっ!!』




「ん?どうしたの?」






『お客さんってどうやってこの店にカフェバーがあるって知るんですか??』




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