そしてゆうたくんのお母さんは一つの絵をくれた。 見ると、わたしとゆうたくんが、この土手で魚釣りをしている。 「優太はいつも何をして遊ぶか、絵に描いていました。 あつかましいですが、どうかもらってあげてください。」 わたしは涙が止まらなかった。うなずいてそれを受け取った。