心の、ずっと奥

私は悪くない。


私は、悪くない。



私は、悪くない。


ワタシハ、ワルクナイ。



「私は、何も悪くない!悪いのは、周りの人間達よ!」



私も、つい大きな声を出してしまった。


絶対に、自分が悪いって認めたくなかったから。


それが、声量という形で表れた。


そうよ。私は悪くない。


私の存在を認めようとしない人間達が悪い。


自分の考えが合っていると言わんばかりに、何度も自分に言い聞かす。