学校につくと 職員室に寄り 担任のとこに行った。 「桶川!! おはよ。」 先生はニコッと 爽やかな笑顔を見せた。 「先生これ。」 私は鞄から あの紙をだし渡した。 先生から笑顔が消えた。 「昨日お母さんが来て 事情を聞いた。 大変やけど頑張りな。」 先生の目は少し 潤んでいた。 だから私も 泣きそうになった。 「じゃあお母さんに この紙渡して。」 先生は机の引き出しから 紙をだし私の鞄にいれた。