あたしを体から離すと、あたしの顔をじっと見る。 目が赤かった。 「綺魅。」 名前を呼ばれ、あたしは目を逸らせなかった。 「ずっとお前のこと、 「レイ!」 なんてタイミングだろう。 ドラマじゃあるまいし。 声のした方を見ると、羽田さんが息切れをして校門を出たところで立っていた。