俺は秋菜を真剣に見つめ
「んんっ…」

キスをした…。


「我慢の限界だし…」

「えっ…いやだっ!!」

必死に俺の腕を振り払おうとする秋菜…。

こいつやっぱりバカだわ。天然のな(笑)


「俺からは逃げれない…そう言ったよな?」

「だけどっ…」

「時間切れ〜っ♪」

「えぇっ…」

俺はゆっくりと秋菜を抱きしめてそのまま何もしないで寝た。

俺って偉くね!?

好きになるってこんなにも不安だけど
その分こんなにも幸せな気持ちになるんだな。

抱き合ってるだけで秋菜の気持ちが伝わってくる…。

まさに“以心伝心”
俺たちは、“相思相愛”だな♪


でも俺は
少し安易だったかもしれない。

つらさの現実はここからだった。

幸せが壊れること。
そんなこと予想できなかった。

でも俺の幸せが
壊れていくなら…
そのピースを元通りにして

壊れた幸せをつかみ直すから。

それまで…
頑張るから。


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