Ё tokiya


俺は、夏休みを使って
アメリカにやってきた。

もちろん
秋菜に会いに来たためでもあるんだけど…

実は…今日はあることのためにこっちに来たんだ。


「朱鷺也くん!!」

秋菜が俺に手を振ってる。


秋菜、少し痩せたよな?
きっと、
毎日きつい治療をうけてるんだろうな…。


「朱鷺也くん?」

「ん?」

「あ、うんん。なんでもない」


気になるんですけど…。

ってか、言いたいことが山ほどある。

秋菜がいない日々は
俺にとって苦痛だったんだぞ?

好きって気持ちが
ここまで辛いとは思ってなかった。



今すぐにでも
秋菜を抱きたい。

けど‥

それは明日
秋菜に俺の気持ちをちゃんと伝えてからにしたい。



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