「お前、今どこにいんの?」 学校を抜け出して、河原でぼんやりしていると翔太から電話がかかってきた。 「わかんね・・」 「・・聖夜・・」 「わかんねーよ・・」 「どこにいんの?今から行くから!」 「・・一人にしてくれ・・」 「・・」 「ごめん。俺・・」 沈黙が数秒、流れた。 「聖夜!外見ろ!」 ・・外だけど。 「虹が見えるだろ?」 「虹・・?」 僕は空を見上げた。 ・・あっ。 気づかなかった―・・。 「てかさ、お前情けないよ?」 「・・」 ・・そんなの知ってるよ。