少しの間先生の背中見つめていたけど、まだ何かに期待している自分に気づいて空しくなったのでやめた。
しかたなく重い腰を上げて部活に行くことにした。
それでも先生と同じ空間にとどまっていたくて、思いつくものを口に出しながらゆっくりゆっくりドアへと近寄る。
「先生さっき経験者だとか言ってましたけど、先生ってコンタクトするときあるんですか?」
「ああ大学のとき一時期してたけど金がかかるからやめたよ」
「ふーん。でも先生は眼鏡かけてないほうがかっこいいと思うんだけどなぁ」
「ふん、そりゃどうも」
まったく、先生はつくづくつれない男だよね。
もうちょっと嬉しそうにしてもいいのに。
しかたなく重い腰を上げて部活に行くことにした。
それでも先生と同じ空間にとどまっていたくて、思いつくものを口に出しながらゆっくりゆっくりドアへと近寄る。
「先生さっき経験者だとか言ってましたけど、先生ってコンタクトするときあるんですか?」
「ああ大学のとき一時期してたけど金がかかるからやめたよ」
「ふーん。でも先生は眼鏡かけてないほうがかっこいいと思うんだけどなぁ」
「ふん、そりゃどうも」
まったく、先生はつくづくつれない男だよね。
もうちょっと嬉しそうにしてもいいのに。


