いつもの1ページ

間に写真が挟まって、最後の3ページも思い出の言葉たち。

1ページはお世話になった先生たちから。

ちゃんと勉強しろだとか、走り回るなだとか、これも高校生活のいい思い出。

あとの2ページはクラスのみんなから。

もうここはグチャグチャ。

「うっちー2回書いてるし!!」

声に出してアハハッと笑っちゃった。

だってみんなユニークすぎる。

『お世話してやった』だの『変な男に気をつけろ』だの『有名になったら自慢しろ』ってサインが付いてるのもある。

翔くんの言葉も探した。

『俺、良いこと書いただろ?』

そう書いてあるだけ。

あれだけ時間かけて、コレだけ!?

しかも、他に何も書いてないから意味不明。

なんだか拍子抜け。

あたしなんて勇気出して、書いたのに。