家に到着した。 車を降りて、翔を泣き叫んでいるまま抱っこして、部屋へと連れて行った。 部屋に入っても一向に泣きやむ気配が無い‥‥‥‥‥ 抱き締めようとしても、どうしても振り払われる‥‥‥‥ 〔思う存分泣かしてやろ‥‥‥‥‥〕 俺は、自然に翔が泣き叫ぶのをやめるのを待つ事にした。