――ガチャ
「こんにちはー♪」
「こんにちは! すまいる急便です!」
ドアを開けると
太陽みたいに眩しい笑顔があった。
う…
ものすごーく見慣れてるんだけど
毎回キュンとしちゃうんだよね…この笑顔。
「今日は暑いですね!」
荷物を受け取りサインをしていると
蓮井サンのほうから声をかけてきた。
半袖の制服の裾を2回ほど折り曲げていて
小麦色のたくましい上腕が
あらわになっている蓮井サン。
いつも重たい荷物を担いでるんだろうな…
華奢な体型のわりにたくましい腕。
あ〜
この腕でぎゅうっと蓮井サンの胸のなかに
閉じ込められたらどんなに幸せだろう…
なんて////
やばい、想像したらドキドキしてきた。
「ん?」
変に顔を赤らめたものだから
蓮井サンがきょとんと目を丸くした。