「大体、あんたのご主人は生きてるのか、死んでるのかさえ分からないじゃないか? あんたも、ダメなご主人を持っちまったね」 セルディは肩をすくめて、首を振りました。 「うっ!」 その言葉に絵本は、罰悪そうに黙ってしまいました。 「へぇ〜。ねぇ、ところで君はどんな内容の絵本なの? ベストセラーだったんだからすごく面白いんだよね?」 黙り込んだ絵本にムムが話し掛けました。 絵本に気を遣ったのもありますが、