ある日の放課後、あたしは担任の先生に頼まれ事をされていた。 「ありがとう!助かったよ。気をつけて帰れよ」 先生にそう言われて、職員室を出る。 とっくに下校時間は過ぎてしまっていて、あたしは急いで教室に向かった。 職員室は1階で、教室は3階。 普段体育の授業以外はめったに体を動かさないせいか、 階段を全部駆け上がったところで息があがってしまった。 早く家に帰らなくちゃ。お母さんが待ってる。 そう思いながら、教室のドアを開けた。