湊は時々自分のことを ぽつりぽつりと話してくれた こうやって日々が穏やかに過ぎていけばいいのに 湊と話していると いつもこう思う 夜になると 約束もしていないのに どうしてかお互いよくこの場所に来て 空に浮かぶ星をただただ見ていた ここに湊と二人でいる時だけは 全てを忘れることができる気がして 自分がやってきた大きな罪を 拭い去ってくれる気がしたから