四方八方から飛び交う銃弾 防弾チョッキを着ているからといって 油断は大敵だ 右には拳銃 左手にはショットガン 一瞬脇腹に重い圧力を感じた 「…っ」 それでも痛みを感じている暇はない とにかく無我夢中で 目の前にいる敵の心臓めがけて 銃を撃ち放った 何度も何度も 同じことを繰り返す 顔に血が飛び散って 脇腹はズキズキと痛んだ それでも私は 目の前のことに必死だったんだ