その日の夜は

何度も何度も自己訓練を繰り返した


痣ができても

血が出ても

不思議と痛みは感じなかった


むしろ自分の生をいつもより近くに感じて

安心していたのかもしれない



誰かを信じるということ

頼るということ

そんなものはいらない

必要ない


だから私はこれからも


―――――――誰も信じない