つくづく思う


自分は汚い


誰かを犠牲にし


誰かの命の上でしか生きることが出来ないのだから



決して公にはされないこの“ネバーランド”という組織の中で


いつこの灯が消えてしまうのだろうか


そんな不安と隣り合わせになりながらも


結局自分はこうして生きている


昔誰かが言った


“自分たちは人間と呼ぶこともできない、ただの屑だ”と


その通りだ


手に沁みついた幾つもの命に


私は今もすがり


生きていくしかないのだから