連れてこられたのは 武器倉庫 「上官… ここは?」 「お前たちに頼みがある」 いつもより深刻さを増した声に 一気に緊張が高まる 「このままでは決着がつくのは時間の問題だ。 これは使わないと… 使うことがないようにと願っていたが…。 そんなことも言っていられないような状況になってきてしまった。」 大きな音とともに 倉庫の奥のシャッターが開く 白くて 鉄の塊のような銃 その重圧感に 異様な重みを感じさせるほど 背筋が凍った