その時、藤堂はこの連休で会うことのできなかった皆川のことをふと思い出した。 藤堂と同じ郷里で妻の出産を待つ皆川は、結局最後まで姿を現さなかった。 「そういえば、もう生まれていてもおかしくない時期だよな」 思い返してみれば、皆川から聞いていた出産の予定日はとうに過ぎていた。 藤堂はきっと何か書き込みがあるに違いないと確信すると、早速PCを立ち上げ、久しぶりに【Industry】にアクセスをした。