そうして、法律に抵触する代物をさっさと智さんに返す。
「どうして?
確かめたいんじゃないの?」
智さんは不思議そうに首を捻る。
「そ、それはそうですけど」
私、あの人の制御なんて不可能ですものっ。
勘弁してください。
やっぱり全部ぶちまけて、奏さん連れてくるべきだったのかしら。
でも、奏さんが伊達さんを制御してくれるとも思えない。
なんていうか。
楽しんで眺めてそうな、気しかしない。
ふぅ。
大人に頼るなんて、ダメダメ。
っていうか。
どうして私の周りには頼りない大人しか居ないのかしら。
それはもう、笑っちゃうくらいに。
両親も含めて、誰も彼もが頼りない。
……もう、慣れたけどね。
心の中で吐いたため息に気づいたのかどうか。
くしゃり、と。
智さんが大きな手のひらで私の頭を撫でた。
職人を思わせる、ゴツゴツした手。
「どうして?
確かめたいんじゃないの?」
智さんは不思議そうに首を捻る。
「そ、それはそうですけど」
私、あの人の制御なんて不可能ですものっ。
勘弁してください。
やっぱり全部ぶちまけて、奏さん連れてくるべきだったのかしら。
でも、奏さんが伊達さんを制御してくれるとも思えない。
なんていうか。
楽しんで眺めてそうな、気しかしない。
ふぅ。
大人に頼るなんて、ダメダメ。
っていうか。
どうして私の周りには頼りない大人しか居ないのかしら。
それはもう、笑っちゃうくらいに。
両親も含めて、誰も彼もが頼りない。
……もう、慣れたけどね。
心の中で吐いたため息に気づいたのかどうか。
くしゃり、と。
智さんが大きな手のひらで私の頭を撫でた。
職人を思わせる、ゴツゴツした手。


