俺は駅員さんに説教をされた後、やっと駅から出ることができた。
ケータイで時刻を見た。
(完璧遅刻だな…)
そう思いながらも学校に向かった。
俺は、さっきおばあさんからもらったアメをなめた。
「うまっ」
そのアメは、とても美味しかった。
でもアメはさっき、駅員さんに投げつけたので、もうほとんど無かった。
「よっ!修司。遅かったやん」
こいつは森川慎二。俺の親友………らしい。
「らしいってナンダヨ」
(聞こえてたのか)
慎二は不機嫌な顔を見せたが、その後また笑顔になり、言った。
「そういやさあ~、お前この前大阪行った時真知子ちゃんにプロポーズしたらしいやん」
慎二はにやつきながら言う。
「そんなに成長してくれて、お父さん嬉しいぞ!」
そう言って慎二は俺の肩をポンポンとたたいた。
「それより慎二、今日の約束忘れてないよね?」
「もち!期末テストの勉強会っしょ?そして修司が真知子ちゃんのご両親に挨拶!俺は父親だから一緒に行かねばなるまい!」
…いや。挨拶はまだなんだけど…。
一人で盛り上がっている慎二を見て思った。
ケータイで時刻を見た。
(完璧遅刻だな…)
そう思いながらも学校に向かった。
俺は、さっきおばあさんからもらったアメをなめた。
「うまっ」
そのアメは、とても美味しかった。
でもアメはさっき、駅員さんに投げつけたので、もうほとんど無かった。
「よっ!修司。遅かったやん」
こいつは森川慎二。俺の親友………らしい。
「らしいってナンダヨ」
(聞こえてたのか)
慎二は不機嫌な顔を見せたが、その後また笑顔になり、言った。
「そういやさあ~、お前この前大阪行った時真知子ちゃんにプロポーズしたらしいやん」
慎二はにやつきながら言う。
「そんなに成長してくれて、お父さん嬉しいぞ!」
そう言って慎二は俺の肩をポンポンとたたいた。
「それより慎二、今日の約束忘れてないよね?」
「もち!期末テストの勉強会っしょ?そして修司が真知子ちゃんのご両親に挨拶!俺は父親だから一緒に行かねばなるまい!」
…いや。挨拶はまだなんだけど…。
一人で盛り上がっている慎二を見て思った。