目が覚めると、泣いていた…。
きっと…夢のせい
でも、夢を見れたということは、眠れたんだなって…少し安心した。
普段と違うシーツの感触に、ハッと起き上がる。
「遊也…っ?」
ベッドの横にあった置き時計を見ると、すでに昼過ぎだった。
「そっか…もう遊也、仕事行っちゃったんだ……」
寝室を出て、リビングに行くと、テーブルの上には、ラップがかかったオムライスと、置き手紙があった。
“絢音へ。
冷蔵庫なんもなくて、
オムライス作った。
味は大丈夫やと思うんやけど…温めて食ってな。
鍵はポストん中入れといて。
仕事終わったら、電話する。
遊也”
あたしは、自分の洋服に着替えてから、遊也の作ったオムライスを食べる。
「…んっ……おいし…」
美味しいよ…遊也
おいしすぎて
涙が止まんないよ……
遊也は…すごく優しいから
あたし…甘えちゃうんだ
このままずっと
そばにいたら
きっと好きになれる
蒼が幸せなら
それでいい
蒼が幸せなら
あたしは蒼を忘れる
あたし……
遊也のそばにいるって決めたよ
お互い別々の道を選んで生きてくのなら
あたしひとりでは
悲しくて生きていけないから
きっと…夢のせい
でも、夢を見れたということは、眠れたんだなって…少し安心した。
普段と違うシーツの感触に、ハッと起き上がる。
「遊也…っ?」
ベッドの横にあった置き時計を見ると、すでに昼過ぎだった。
「そっか…もう遊也、仕事行っちゃったんだ……」
寝室を出て、リビングに行くと、テーブルの上には、ラップがかかったオムライスと、置き手紙があった。
“絢音へ。
冷蔵庫なんもなくて、
オムライス作った。
味は大丈夫やと思うんやけど…温めて食ってな。
鍵はポストん中入れといて。
仕事終わったら、電話する。
遊也”
あたしは、自分の洋服に着替えてから、遊也の作ったオムライスを食べる。
「…んっ……おいし…」
美味しいよ…遊也
おいしすぎて
涙が止まんないよ……
遊也は…すごく優しいから
あたし…甘えちゃうんだ
このままずっと
そばにいたら
きっと好きになれる
蒼が幸せなら
それでいい
蒼が幸せなら
あたしは蒼を忘れる
あたし……
遊也のそばにいるって決めたよ
お互い別々の道を選んで生きてくのなら
あたしひとりでは
悲しくて生きていけないから



![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)