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修学旅行2日目、夜……―――。




ミミちゃんと有坂くんを病院に残して、あたしとケンちゃん、遊也は、先生に連れられて宿泊しているホテルに戻ってきた。




「おまえたち…ちゃんと寝ろよ」




先生に背中を押され、部屋に戻るよう促された。




病院からの帰りもずっと、ケンちゃんと遊也は、ずっと目を合わせなかった…




全てはあたしの責任。




「先生…おやすみなさい」




あたしが言うと、ケンちゃんも遊也も黙ったまま、それぞれ部屋に戻っていった。