「蒼くんから、連絡きた…?」
「…ううん」
あたしは、首を横に振り俯く。
「そっか…」
「なんか…色々ごめんね?」
「ケンのことは、気にしなくていいんだからね?アイツが勝手に怒ってるだけなんだから…」
「怒るの当然だよ…」
あのあと、ケンちゃんには美々ちゃんから全て話してもらった。
けど許してくれるわけない。
あの朝、ケンちゃんは…裸で抱き合う遊也とあたしの姿を、目の前で見たんだから。
ケンちゃんは、遊也とも、あたしとも口を聞いてくれない。
遊也は、ケンちゃんと話そうともしていない。
「ムリしなくていいけど、せっかくだし楽しもうよ?」
美々ちゃんはニコッと笑って、あたしの手を握る。
「うん…ありがと」
楽しいはずだった……
……今日から2泊3日の修学旅行が始まる。
「…ううん」
あたしは、首を横に振り俯く。
「そっか…」
「なんか…色々ごめんね?」
「ケンのことは、気にしなくていいんだからね?アイツが勝手に怒ってるだけなんだから…」
「怒るの当然だよ…」
あのあと、ケンちゃんには美々ちゃんから全て話してもらった。
けど許してくれるわけない。
あの朝、ケンちゃんは…裸で抱き合う遊也とあたしの姿を、目の前で見たんだから。
ケンちゃんは、遊也とも、あたしとも口を聞いてくれない。
遊也は、ケンちゃんと話そうともしていない。
「ムリしなくていいけど、せっかくだし楽しもうよ?」
美々ちゃんはニコッと笑って、あたしの手を握る。
「うん…ありがと」
楽しいはずだった……
……今日から2泊3日の修学旅行が始まる。