「彼女…幸せだね」
そう言って沙羅は優しく微笑んだ。
「蒼にそんなに大切に想われてるなんてっ」
「大事に思えば思うほど…何も言えなくなる」
絢音に…心配かけたくないから……
「蒼……」
何で沙羅にこんな話してんだろう。
「ごめんなっ!朝からこんな話」
「蒼、お母さん絶対に治るよ…大丈夫」
沙羅の笑顔は
何て優しい顔なんだろう
沙羅には、独特な落ち着いた雰囲気がある。
柔らかで
包み込むような
沙羅の雰囲気
俺は安心する
俺は一人っ子だけど
姉ちゃんがいたら、こんな感じなのかな……
そう言って沙羅は優しく微笑んだ。
「蒼にそんなに大切に想われてるなんてっ」
「大事に思えば思うほど…何も言えなくなる」
絢音に…心配かけたくないから……
「蒼……」
何で沙羅にこんな話してんだろう。
「ごめんなっ!朝からこんな話」
「蒼、お母さん絶対に治るよ…大丈夫」
沙羅の笑顔は
何て優しい顔なんだろう
沙羅には、独特な落ち着いた雰囲気がある。
柔らかで
包み込むような
沙羅の雰囲気
俺は安心する
俺は一人っ子だけど
姉ちゃんがいたら、こんな感じなのかな……



![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)