見つめ合うと、一瞬、何もかも忘れそうになってしまう。
「…遊也…?」
絢音の声に、ハッと我に返った。
「……イタイッ」
触れた手で、絢音の頬をぎゅっとつねった。
「…そろそろ行くで?表彰式終わってまう…」
「何でつねったの?しかも思いっきり…」
「…太ったなぁ思うて」
「やっぱり?最近お菓子食べすぎなんだよね」
……あかん
キスしてしまいそうになったやんか
俺のアホ
蒼を裏切ることは
絶対したらあかん
蒼が俺にしてくれた
たくさんのこと
忘れたら
絶対にあかんねん
「…遊也…?」
絢音の声に、ハッと我に返った。
「……イタイッ」
触れた手で、絢音の頬をぎゅっとつねった。
「…そろそろ行くで?表彰式終わってまう…」
「何でつねったの?しかも思いっきり…」
「…太ったなぁ思うて」
「やっぱり?最近お菓子食べすぎなんだよね」
……あかん
キスしてしまいそうになったやんか
俺のアホ
蒼を裏切ることは
絶対したらあかん
蒼が俺にしてくれた
たくさんのこと
忘れたら
絶対にあかんねん



![春、さくら、君を想うナミダ。[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10560-750.jpg?t=1495684634)