―――――……… 「………ん…」 その日の夜中、あたしはふと目が覚める。 時計を見ると、夜中の1時半だった。 「ノド渇いたな…」 あたしはベッドから起き上がって、台所へ水を飲みに行く。 「ふぁーあ」 大きな欠伸を手で押さえながら、水の入ったコップを手に持った。 プルルルルル…… プルルルルル…… 突然、家の電話が鳴り出す。 誰…?こんな夜中に…… プルル…ッ「…はい?」 あたしは仕方なく電話に出た。