「蒼の…心臓の音が聞こえる……なんか安心する」 絢音は、俺の胸元に耳をあて眠りについた。 何度もキスして 何度も抱き合って 俺たちは この時間が どれほど大切なのかってこと、わかってた もうすぐ 会えなくなること 心と心は 繋がっていても 愛しい君に 触れられない 君の体温を 感じれない 距離は 俺たちに孤独を与える 想像していたよりずっと 悲しくて 苦しくて これ以上ない幸せと これ以上ない孤独を 教えたのは 誰よりも愛しい君だった