うそ…。 「え…。」 あたしが目を見開いていると、真紀が驚きの声を漏らした。 「…?どうした?」 あたし達が驚いている事が気になったらしく、マコトくんそっくりの彼は健斗と言う彼に問い掛ける。 「…さぁ?…ねぇ。どうかした?」 その声にぼーっとしていた思考をハッ!!と元に戻したあたしは、 「いっ、いえ!!なんでもないです!」 と、言う真紀の隣で首を何回も縦に振る。