イーグルは成程と持った。地球の深海 や洞窟に出来た水堪りに住む生物達の 中には眼を持たない種族が確かに存在 する。 「でも、伝説によれば起源は同じ生命 体らしいんだ。良く分らないけど」 「君達はその種族の事を知りたいとは 思わないのかい?」 又、その星の住人は考えた。 「いや、知ろうとは思わないよ。何しろ 今が楽しいし、僕等は太陽に選ばれた者 だし、態々危険を冒して影の部分に入り 込もうとは思わないよ」 今度はイーグルが考えた。