別れは、突然やってきた。
「たまには、電話してもいいかなー」
君は、気持ちと裏腹なことを言う。
僕は、半分うれしくて
半分別れたくなかった。
次の言葉を
言おうとした瞬間
「トルゥ トルゥ トルゥ ・・・・・・」
彼女は、電話を取らなかった。
「私、留学するの」
「・・・・・」
君は、僕の事をキライになったのを
素直にいえなくて だから
言い訳をしたのか、それさえも言えなかった。
そして、君の最後の言葉は
「4月6日、あの駅から乗るから・・・・・」
それが、最後に君が残したメッセージだった。
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