なぜか 白い吐息 が、出る今日だった。 辺りは、暗くなり 街路灯が、 夜のお知らせをする 時間になっていった。 「寒くないか。」 「・・・・」 「何か言えよ」 「ありがとう」 君は、そう言った。 「何だよ。今更、ただ買い物に付き合っただけだろ。」 僕は、そう言った。 少し強い口調で 何か悟ったかのように。 「・・・」 「だから・・ありがとう」