あれから月日は、経ち。 さくらが、舞う季節に入ろうとしていた。 僕は、空を 見上げた。 「もう雪は、降らないのだろうか。」 僕は、春が来るを 駅のホームで 待っていた。 そう、埋められない現実に 逃げるかのように それとも 君から 逃げるかのように、 ただ 春が来るのを 待っていた。 ちょうど2005年04月01日の夜だった。