うっかりさん(>_<)

「それで夏ちゃん、それ、どんなお話なの? なんかマンガっぽいけど」

「ちっちっちっ。春さん、ラノベはマンガじゃございやせんぜっ? れっきとした書物だよっ」

「ふーん。あ、挿し絵ついてるぅ。キャラかわいい」

「でしょでしょぉ?」

「うん。ねぇこれ、なんてタイトルなの?」

「『蒼穹と女戦士(そうきゅうとアマゾネス)』だよ」

「アマゾネス……? どんなストーリー?」

「あのね、流れ者の自由探偵が、とある国の女戦士と出逢っていろんな事件を解決していく、ラブコメだよ」

「えっ、ラブコメなの?」

「ラブコメだよ」

「探偵なのにっ? 女戦士なのにっ?」

「その意外性がウケなのだよ、春さん。特に女戦士が蒼穹にいじられるとこなんて、すごく萌えだよっ♪」

「はあ……」

「あっ、今『このオタクめ』って顔したっ!!」

「あ、ごめんね、ついうっかり」

「しかも否定しないっ!? くうっ、これだから一般ピープルはっ」