「やー、冬が仕切った鍋だけあって、見た目も豪華だなぁ」
「だよねー、ほらほら見て。桜型のニンジンもあるのっ」
「へーっ、冬ぴーは春さんの三倍器用なんだねっ」
「三倍……?」
「春さん気にするな。なんでもネタに結び付けるのはオタクにはよくあるから」
「ええーっ! 夏はオタクじゃないよっ!?」
「へいへい。いるんだよなぁ、なかなか認めたがらないヤツって」
「うんうん」
「どこかのだれかも、なかなか自分がドジで間抜けで食いしん坊と認めたがらないからなあ」
「だれのことぉ?」
「さ、鍋食おうか、な、冬」
こくん。
「だよねー、ほらほら見て。桜型のニンジンもあるのっ」
「へーっ、冬ぴーは春さんの三倍器用なんだねっ」
「三倍……?」
「春さん気にするな。なんでもネタに結び付けるのはオタクにはよくあるから」
「ええーっ! 夏はオタクじゃないよっ!?」
「へいへい。いるんだよなぁ、なかなか認めたがらないヤツって」
「うんうん」
「どこかのだれかも、なかなか自分がドジで間抜けで食いしん坊と認めたがらないからなあ」
「だれのことぉ?」
「さ、鍋食おうか、な、冬」
こくん。

