「沖田さん、具合は悪くありませんか?」




「えぇ、全然大丈夫ですよ。」





沖田はおかゆを頬張りながら明日香の問いに答えた。





「食欲はある様だな。じゃあ俺たちはそろそろ戻るぞ。」





「あぁ、じゃあ総司また後で来るな。」





そう言って近藤、土方は部屋を出て行った。






暫くして沖田が口をいた。





「明日香さん、私の病気の事は・・・」






沖田が言いかけた時明日香がそれを遮って言った。





「知っていますよ。だけど私は沖田さんの傍を何があっても離れませんからね?」





「明日香さん・・・それなら私はこの病気を早く治さなければいけませんね。」





「そうですよ!!絶対良くなってくださいね!!」





「ふふ、分かりました。約束します。」





そう言って沖田は明日香の小指に指を絡めた。